擱筆
かくひつ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
stopping writing
文例 · 用例
紙数に余裕があるので、何かのために、左の言葉を手帖より抜書きして擱筆することとする。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
この問題に関しては述ぶべき事はこれに尽きないが、与えられた紙幅が既に尽きたから、これで擱筆する外はない。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
結語 科学と文学という題のもとに考察さるべき項目はなお多数であろうが、まずこのへんで擱筆して余は他の機会に譲ることとする。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
これはいずれ機を得て追々発表することとし、今度はひとまずこれで擱筆。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
(五月三十一日、早曉擱筆)
— 若山牧水 『たべものの木』 青空文庫
しかしながら著者は十九章を以て擱筆しなかった。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
(一九一七、六、一三、鶏鳴を聞きつつ擱筆)
— 有島武郎 『カインの末裔』 青空文庫
A・Cのスプレーで睡魔を防ぎながらヤットここまで書いて参りましたが、もう夜が白けかかって脳味噌がトロトロになりましたから擱筆します。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
作例 · 標準
構想から十年、ようやく長編小説を擱筆することができた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
病状の悪化を受け、彼は残念ながら週刊誌での連載を擱筆せざるを得なかった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
本稿をもちまして、一旦擱筆とさせていただきます。長年のご愛読ありがとうございました。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
あの作家は次回作の完成を目前にして擱筆し、そのまま帰らぬ人となった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro