対座
たいざ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
sitting opposite each other
文例 · 用例
(F・O)○=(F・I)奉行笠原左衛門の宅(内部) 左衛門と七兵衛と対座する。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
広間では、 なりひらと対座した左衛門。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
しかしかれと対座してその眼を見、その言葉をきくと、この例でもなお言い足りないで、さらに悲しい痛ましい命運の秘密が、その形骸のうちに潜んでいるように思われた。
— 国木田独歩 『まぼろし』 青空文庫
時には先生と二人対座で十分十句などを試みたこともある。
— 寺田寅彦 『夏目漱石先生の追憶』 青空文庫
二人はお互の間に始めてこんな気づまりな気持を味いながら、顔を見合せるのも憚って対座していた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
私はまだ死んだ弟の仇打をしなければならないと、云つてみればそのやうな気持を、此の医者と対座して以来益々抱いてゐたので、さりとてその緒口も見付からない時であつたので、ええ、戴きますとさう云つた。
— 中原中也 『亡弟』 青空文庫
部屋の方にて蓮月尼と無名の青年と対座。
— 岡本かの子 『ある日の蓮月尼』 青空文庫
鯨に乗って泳ぎ込む程の不思議でのうて、熊がお孝と対座に、稲葉家の長火鉢の前に胡坐組めますまい。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
作例 · 標準
会議では、重要な決定を下すため、関係者が対座して話し合った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
二人は、長年の確執を解くため、ついにテーブルを挟んで対座した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
師匠と弟子が、向かい合って座り、真剣な表情で対座している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite