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踉蹌

踉蹌
名詞
1
標準
文例 · 用例
」「や、」と横飛びにどたりと踏んだが、その跫音を忍びたそうに、腰を浮かせて、同一処を蹌踉蹌踉する。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
踉蹌踉としながら、それでも池上は土産ものを提げてわたくしを家の門口まで送って呉れました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
「上等の佐倉炭です」 お源はこれ等の問答を聞きながら、歯を喰いしばって、踉蹌いて木戸の外に出た。
国木田独歩 竹の木戸 青空文庫
大路の事であるから、貴き人も行き、賤き者も行き、職人も行き、物売りも行き、老人も行けば婦人も行き、小児も行けば壮夫も行く、亢々然と行くものもあれば、踉蹌として行くものもある。
幸田露伴 連環記 青空文庫
相互に踉蹌けながら踊とも何ともつかぬ剽輕な手足の動かしやうをして、蓄へて置いた一|年中の笑を一|時に吐き出したかと思ふ程の聲を放つて止めどもなくどよめいた。
長塚節 青空文庫
彼は足もとが踉蹌る程疾風の手に突かれた。
長塚節 青空文庫
彼は戸を開けて踉蹌けながら出た。
長塚節 青空文庫
巡査はいよいよ悶れて、力一ぱいに強く曳くと、彼女も流石に二足ばかり踉蹌いた。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫