騒めく
ざわめく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
標準
to be noisy
文例 · 用例
次に陰性の人は蝉や蛇の抜け殻のような有様になり、陽性の人は葉が騒めくような、魚が驚いたような状態になり、中性の人は前の二相を共に交えて現わす。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
兵卒達の後頭部が異様に騒めく(まさか?
— 波立一 『動員令』 青空文庫
」 藤次は、格子のうちで笑っている白い顔と、清十郎を見くらべて、「諸公、怪しからぬ事なござるぞよ」「なんじゃ、何事ぞや」 連中は、わざと騒めく。
— 水の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
「騒めくなッ」 太刀を上げて、その切っ先で命じるようにいった。
— 第二分冊 『新書太閤記』 青空文庫
」 と、口々に騒めく兵の声があらしのようにわき揚ッていた。
— 湊川帖 『私本太平記』 青空文庫
そのとき車内なんとなく騒めくので、ふと、人々の見る方を求めると、厳島へかけて、あざらかな虹が空にかかっていた。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫
坂の上の交叉点からの電車の軋る音が前の八幡宮の境内の木立のざわめく音と、風の工合で混りながら耳元へ掴んで投げつけられるようにも、また、遠くで盲人が呟いているようにも聞えたりした。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
客は会場の広室に溢れ、帳場にこぼれ、廊下に流れて、わやわやとざわめく中を、よけるようにして通って、一つ折曲る処で、家内総出で折詰の支度に料理場、台所を取乱したのを視ながら、また一つ細く成る廊下を縫うと、其処にも、此処にも、二三人、四五人ずつは男、女が往来う、彳む。
— 泉鏡花 『露萩』 青空文庫
作例 · 標準
祭りの夜、屋台が並ぶ大通りは多くの人で騒めき、活気に満ち溢れていた。
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春の陽気に誘われて、公園の広場は花見客の笑い声で騒めいている。
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試合開始直前のスタジアムは、サポーターたちの熱気で騒めき立っていた。
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