幻辞.com

漢意

からごころ
名詞
1
標準
文例 · 用例
名高い弘道館の碑文にもあるように、神州の道を敬い同時に儒者の教えをも崇めるのが水戸の傾向であって、国学者から見れば多分に漢意のまじったものである。
第一部上 夜明け前 青空文庫
武家の学問は多分に漢意のまじったものだからである。
第一部下 夜明け前 青空文庫
たといそれがやむにやまれぬ慨世のあまりに出た言葉だとしても、天子を挾むというはすなわち武家の考えで、篤胤の弟子から見れば多分に漢意のまじったものであることは争えなかった。
第一部下 夜明け前 青空文庫
『直毘の霊』の中にはまた、中世以来の政治、天の下の御制度が漢意の移ったもので、この国の青人草の心までもその意に移ったと嘆き悲しんである。
第一部下 夜明け前 青空文庫
かつては漢意をもってし、今は洋意をもってする。
第二部下 夜明け前 青空文庫
しかし近世國學が興るに及んでは、日本書紀をもつて漢意が多いとし、古事記を偏重するようになり、本居宣長の古事記傳の如き大著をも見るに至つた。
解説 古事記 青空文庫
ウィキペディア

漢意(からごころ)は、本居宣長が提唱した国学における思想概念・批評用語の一つで、大和魂の対義語として定義される。同義語として「漢籍意」や「漢国意」などもある。「唐心(からごころ)」の意でもある。

出典: 漢意 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0