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本誓

ほんぜい
名詞
1
標準
文例 · 用例
使は閏四月二十四日に江戸の本誓寺に着いた。
森鴎外 佐橋甚五郎 青空文庫
○七祖出現の使命は要するに「インド西天の論家、中夏、日域の高僧、大聖興世の正意をあらはし、如来の本誓、機に応ぜることをあかす。
三木清 親鸞 青空文庫
しかしよく検糺してみると邪法とは申せ、浄土真宗とあまりの相違もないので、本尊は取り上げて表派の盛岡北山の本誓寺に移し、智識をばおおいに減刑してそこの寺男とした。
佐々木喜善 東奥異聞 青空文庫
この男は本誓寺で亡くなったが、今日でもその墓前には線香の煙が日夜絶えぬというが、ただしこれは余談である。
佐々木喜善 東奥異聞 青空文庫
奥州には白河大綱の総本家、陸中胆沢郡佐倉川村渋谷地家盛岡北山本誓寺とこれだけはわかっているがあとはわからぬという。
佐々木喜善 東奥異聞 青空文庫
しかしこれは当の本誓寺の墓にでもいってみたらすぐわかることと思うが、私はいまだいってみないからなんともいわれない。
佐々木喜善 東奥異聞 青空文庫
こんな具合でしたから高橋の本誓寺という寺の和尚などは、寒月氏が基督信者とはどういうわけだろう、といって不思議にしていましたが、自分のは豊公がイエズス教に入って、それを仲介者として外国の智識を得たように、宗教そのものよりも、それに依って外人の趣味に接しようとして遣るのです。
淡島寒月 我が宗教観 青空文庫
中根淑の『香亭雅談』によれば初め深川霊巌寺の末院本誓寺に住し、後に芝増上寺の学頭となった。
永井荷風 下谷叢話 青空文庫