竹屋
たけや
名詞
標準
bamboo dealer
文例 · 用例
竹屋の渡しを渡船に乗るときには年下の方が柚木に「おにいさん、ちょっと手を取って下さいな」と云った。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
相州小田原の町に電車鐵道待合の、茶店の亭主が言に因れば、土地の鹽辛、蒲鉾、外郎、及び萬年町の竹屋の藤、金格子の東海棲、料理店の天利、城の石垣、及び外廓の梅林は、凡そ日本一也。
— 泉鏡太郎 『城の石垣』 青空文庫
竹屋の藤は時節にあらず、金格子の東海樓は通つた道の青樓さの、處で今日の腹工合と、懷中の都合に因つて、天利といふので午餉にしよう、其づ其の城を見て梅とやれ、莟は未だ固くツてもお天氣は此の通り、又此の小田原と來た日には、暖いこと日本一だ、喃、御亭主。
— 泉鏡太郎 『城の石垣』 青空文庫
○竹屋の渡場は牛の御前祠の下流一町ばかりのところより今戸に渡る渡場にして、吾妻橋より上流の渡船場中最もよく人の知れるところなり。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
颯と、のんびりした雲から落かかって、目に真蒼に映った、物置の中の竹屋の竹さえ、茂った山吹の葉に見えた。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
二三日顔を見せませんから案じられます、逢いとうはございます、辛抱がし切れませんでちょっと沢井様のお勝手へ伺いますと、何|貴方、お米は無事で、奥様も珍しいほど御機嫌のいい処、竹屋の婆さんが来たが、米や、こちらへお通し、とおっしゃると、あの娘もいそいそ、連れられて上りました。
— 泉鏡花 『政談十二社』 青空文庫
牛頭山前よりは共にと契りたる寒月子と打連れ立ちて、竹屋の渡りより浅草にかかる。
— 幸田露伴 『知々夫紀行』 青空文庫
七軒町の取っ附きまでが一丁半位、南北は二丁以上、随分佐竹屋敷は広かったものです。
— 佐竹の原繁昌のはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
作例 · 標準
古くから続く竹屋では、様々な種類の竹材を扱っており、職人からの信頼も厚い。
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標準
house made of bamboo
作例 · 標準
夏合宿で泊まったのは、壁も屋根も竹でできた素朴な竹屋だった。風通しが良くて涼しかった。
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