幻辞.com

曼神

曼神
名詞
1
標準
文例 · 用例
一、「太陽神話」の名目も亦た、印度日耳曼神話以外に出ずる能わざりし、かの一派の神話学者の立てし者にして、其学説の誤まれる基礎の上に立ちしによりて、かの名目もまた、従て濫用せられたり。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
印度日耳曼神話学界に於ける、此学説の誤謬は、既に十分に証明せられたり。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
著者は印度日耳曼神話以外に於て、「太陽神話」と名づく可き、数個の神話を発見せしが故に、敢てかの名目を復活せしめ、新しき研究によりて、其必しも排斥す可きに非ざることを証明せんと欲す。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
一、印度日耳曼神話学の研究は欧羅巴に於て、最も久しき歴史を有す。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
その根拠すでに此の如し、印度日耳曼神話学に関する此派の研究の結果にして、今日尚効力を有するもの、恐らく十の一に過ぎず。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
其説によれば、吠※神話、即ち一般に印度日耳曼神話の根本思想は、光明神と暗黒の悪魔との争闘、昼と夜との争闘、太陽と暴風雲霧との争いなり。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
此の点よりのみ観察するときは、希臘神話のホメロスの神も、日耳曼神話の『エッダ』の神も、印度詩篇の『ブラーマーナー』の神も、同等の階級に在りて、未開民族の神話に見ゆる神に比して、甚だしき相違あるを見ず。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫
かの二人、その日耳曼神話学に於て低級神話学と高級神話学とを分ち、先ず霊魂信仰を論じて、高級精霊信仰に及び、次に高級神話を論じて、最後に古代の宗教を叙述したり。
高木敏雄 比較神話学 青空文庫