屑拾い
くずひろい
名詞
標準
ragpicking
文例 · 用例
尤も後には悪友の悪感化を受けて、友達と一緒に近所の掃溜へ首を突込み、鮭の頭を舐ったり、通掛りの知らん犬と喧嘩したり、屑拾いの風体を怪しんで押取囲んで吠付いたりした事も無いではないが、是れは皆友達を見よう見真似に其の尻馬に騎って、訳も分らずに唯騒ぐので、ポチに些っとも悪意はない。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
けれども、屑拾い小僧であり、板片のかっぱらいであった小さいゴーリキイを、かっぱらいの徒党のうちへつなぎきりにしなかった彼の天質の健全な力が、この場合にも一つの新しい疑問の形をとってその働きを現わした。
— 宮本百合子 『マクシム・ゴーリキイの発展の特質』 青空文庫
屑拾いよりもっと有利な仕事は材木置場から薄板をかっ払うことであった。
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
「屑拾い――そいつは乞食よりよくない。
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
「私が屑拾いや骨拾いをすれば、こんな下らないものなんか一と月のうちに十倍も集めることが出来る」サーシャの持物を見せて貰ってゴーリキイは、がっかりした。
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
それでみんな屑拾いになったんだ。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
北停車場の南にある英警備区域内のそれは最も惨めで、空地にテントほどのアンペラ小屋を立て並べ、屋内も寝所だけどうにか作っただけの土間で、一つの小屋に三家族も同居してるのがあり、女子供ばかりの家では屑拾いをしている。
— 豊島与志雄 『上海の渋面』 青空文庫
さっきからこのさわぎなので、長屋は、奥の紙屑拾いのおかみさんが双生児を産んだ時以来の大騒動。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
作例 · 標準
彼は町中を歩き回り、くず拾いをして生計を立てている。
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くず拾いをする人の姿は、貧困問題の深刻さを物語っている。
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子供たちは、海岸でくず拾いをして環境保護に貢献した。
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