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小中学

しょうちゅうがく
名詞
1
標準
文例 · 用例
上記のごとき自由な気持で読んでくれる読者とちがって自分の一番恐縮するのは小中学の先生で、教科書に採録された拙文に関して詳細な説明を求められる方々である。
寺田寅彦 随筆難 青空文庫
小中学で、本当に、智慧なり、人格なりに、影響を与えてもらった人だったろう。
直木三十五 死までを語る 青空文庫
主に小中学の生徒で占めているが、大人の群も相当に多く、若い夫婦の一家族が、水のまに/\舟を流しながら、パラソルの蔭に子供を遊ばせている団欒振りを見ることも屡々である。
加能作次郎 早稲田神楽坂 青空文庫
山間の一小中学の言うに足らぬ私の結社であっても、それを我が事として関わりを持ち、愛を寄せるときには、たましいを打ち込む対象となり、喜びとなり、嘆きとなり、後になって限りなくなつかしい追憶となるのだ。
倉田百三 光り合ういのち 青空文庫
憲法では、小中学校教育は親に負担とならないものとされていますが、実際には、労働者が一人の子供を小学校に出すのにさえ大体一ヵ月三、四百円はかかっていて、「夜の女」としてとらえられた一人の未亡人が、次の朝入学式に出る子供のためにどうしても金が入用だったからと泣いて訴えた実例があります。
――平和のために、原子兵器の禁止を―― 願いは一つにまとめて 青空文庫
今日本で普通に行われる教育は、小中学を除いては現金的の学問、今直ぐに銭に引替え得る技術的学問である。
新渡戸稲造 教育家の教育 青空文庫
私の話が小さくなったり大きくなったりするようですが、小中学では生徒にモッと自ら動く自ら働くという気象を養成することは出来まいか。
新渡戸稲造 教育家の教育 青空文庫
小中学校さえもない土地へ行くのである為め長兄は鹿児島の造士館へ、次兄は今迄通り沖縄の中学へ残して出立する事になった。
杉田久女 梟啼く 青空文庫