差し障りのない
さしさわりのない
表現形容詞
標準
innocuous
文例 · 用例
厄介ではあるけれども、イミテートする人あるいは自己の標準を欠いていて差し障りのない方が間違いがなくて安心だというような人に比べれば、自己の標準があるだけでもこっちの方が恕すべく貴ぶべし――といったらどんな奴が出て来るか分らぬが、事実貴ぶべき人もありましょう。
— 夏目漱石 『模倣と独立』 青空文庫
しばらく考えましたあと、わたくしはその点を、なるべく差し障りのない言葉遣いで、そっと突っ込んでみました。
— 豊島与志雄 『死因の疑問』 青空文庫
彼女は差し障りのない際どい筋の上を婉曲に渡って歩いた。
— 夏目漱石 『明暗』 青空文庫
ジェシは何かを喋り、差し障りのない話をしようと思って訊いた。
— The Weight of the Crown 『王冠の重み』 青空文庫
正直になろうとしたり、その恋愛に純粋になろうとすることは、さしさわりのない人間同士の間のことだ。
— 林芙美子 『恋愛の微醺』 青空文庫
勿論さしさわりのない事柄だけではあったが、それを、秦は黙って聞いたし、波多野も黙って聞いた。
— 豊島与志雄 『非情の愛』 青空文庫
しかし、私のやりかたには少しもさしさわりのない無邪気な言葉です。
— IN DER STRAFKOLONIE 『流刑地で』 青空文庫
勿論さしさわりのない方法によってですな。
— 坂口安吾 『不連続殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は差し障りのない言葉を選んで、相手を傷つけないようにした。
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会議では、差し障りのない範囲で意見を述べた。
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差し障りのない質問で、場の雰囲気を和ませた。
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