連称
れんしょう
名詞
標準
文例 · 用例
我が国語には、地名その他の名詞の上に、その発音において、或いはその意義において、或る縁故ある語を冠して枕言葉となし、これをその語と連称するところの一種の修辞法がある。
— 喜田貞吉 『国号の由来』 青空文庫
かくの如きはもちろん除外例ではあるが、中世までも彼らは山人・海人と連称せられて、一般人民との間に或る区別が認められたのであった。
— 日蓮聖人はエタの子なりという事 『旃陀羅考』 青空文庫
今も大和河内あたりでは「シュク・ショウモン」と連称して「ショウモンジ」の語を知らぬのも、彼らが本来声聞とのみ呼ばれていたことを裏書きするものかもしれぬ。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
(『民族と歴史』第三巻第七号〈俗法師考の三〉=一九二〇年六月)5 川上の唱門師、付唱門と夙及び猿楽との関係 川上の唱門師は『雑事記』に五ヶ所・川上・十座と連称して、別に一部落をなしていたものらしい。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
東寺の散所法師も、常に掃除散所法師と連称してあるのをみれば、もってその身分のほども察せられよう。
— 喜田貞吉 『俗法師考』 青空文庫
一方ではまた山鬼護法と連称して、霊山の守護に任ずる活神のごとくにも信じました。
— 柳田国男 『山の人生』 青空文庫