罷職
罷職
名詞
標準
文例 · 用例
そこへ罷職軍医の大槻|延貴というのがやって来て、手当てにかかる。
— 白柳秀湖 『駅夫日記』 青空文庫
罷職になって、スラヴ領へ行って、厚皮の長靴を穿く。
— ダウィット Jacob Julius David 『世界漫遊』 青空文庫
矢田部教授の罷免 私が郷里で音楽普及に尽力している頃、東京では矢田部教授罷職事件が起っていた。
— 第一部 牧野富太郎自叙伝 『牧野富太郎自叙伝』 青空文庫
大学当局が、矢田部良吉教授を突如罷職にしたのである。
— 第一部 牧野富太郎自叙伝 『牧野富太郎自叙伝』 青空文庫
大学教授を罷職にされた矢田部良吉先生は、木から落ちた猿も同然で、憤慨してもどうにも仕方なかった。
— 第一部 牧野富太郎自叙伝 『牧野富太郎自叙伝』 青空文庫
矢田部先生は罷職後も植物志を続けねばいかんといい、教室に出てきて『日本植物図解』を三冊出版されたが、後は出なかった。
— 第一部 牧野富太郎自叙伝 『牧野富太郎自叙伝』 青空文庫
月俸十五円の大学助手 矢田部先生罷職の事があった直後、大学の松村任三先生から郷里の私のところへ手紙で、「大学へ入れてやるから至急上京しろ」といってきた。
— 第一部 牧野富太郎自叙伝 『牧野富太郎自叙伝』 青空文庫
ところが、私が郷里へ帰ったあとで、矢田部氏は急に大学を罷職になってしまった。
— 第一部 牧野富太郎自叙伝 『牧野富太郎自叙伝』 青空文庫