身にしみる
みにしみる
表現動詞-一段
標準
to sink deeply into one's mind
文例 · 用例
そんな時だから、どんな映画でも、骨身にしみる。
— 太宰治 『弱者の糧』 青空文庫
そしてこの王の運命の末路のはかなさがなんとなしに身にしみるようであった。
— 寺田寅彦 『春寒』 青空文庫
そうして病人は臨終の間ぎわまで隣人の親切を身にしみるまで味わわされるのである。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
光の反射屈折に関する基礎法則を本当によく呑込ませることに全力を集注し、そうしてそれを解説するに最適切な二、三の実例を身にしみるように理解させれば、その余の複雑な光学器械などは、興味さえあらば手近な本や雑誌を見てひとりで分かることである。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
つまり身にしみるような宣伝はわりに少ない。
— 寺田寅彦 『神田を散歩して』 青空文庫
女たちは更に香炉を持って来て机のそばへ置くと、うす紫の煙がゆらゆらと軽く流れて、身にしみるような匂いにお蝶はいよいよ酔わされた。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
「そこでもうどの鳥も、なんとか工夫をしなくてはとてもいけない、こんな工合ぢゃ鳥の文明は大ていこゝらでとまってしまふと、口に出しては云ひませんでしたが、心の中では身にしみる位さう思ひつゞけてゐたのでございます。
— 宮沢賢治 『林の底』 青空文庫
その月をあおいで、要次郎は夜の寒さが身にしみるように肩をすくめた。
— 岡本綺堂 『影を踏まれた女』 青空文庫
作例 · 標準
故郷を離れて数年、家族からの手紙を読んで身にしみる思いがした。
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寒い冬の夜、温かいお茶が身にしみる。
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厳しい寒さが身にしみて、コートの襟を立てた。
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標準
to pierce one's body (e.g. of wind, cold, etc.)
作例 · 標準
人生の苦労が身にしみて、彼の言葉に重みがあった。
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風邪をひいて、寒さが身にしみるように感じた。
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この教訓は、身にしみるほどよく理解できた。
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