施政方針
しせいほうしん
名詞
標準
administrative policy
文例 · 用例
内閣にしてもその閣僚の一人一人がいかに人間として立派な人がそろっていても、その施政方針がいかに理想的であっても、為政の手首が堅すぎては国運と民心の弦線は決して妙音を発するわけには行かないのではないか。
— 寺田寅彦 『「手首」の問題』 青空文庫
二人が点字で印刷した校友会雑誌を前において、同窓の友の噂をしたり、時には、政府の施政方針を、議論しあったりしているところを、外から聞けば、話してが、こんな不具者同士であるとは思われないほど快活で、元気だった。
— 平林初之輔 『二人の盲人』 青空文庫
安重根 伊藤統監の施政方針はどうしても破壊しなければならない。
— ――十四の場面―― 『安重根』 青空文庫
まずさしあたり、日本の首相吉田が、再開の国会において、一般施政方針の演説もしないで、日本のタフト・ハートレー法を通過させようとしていることは、妙だ、ということである。
— 宮本百合子 『新しい潮』 青空文庫
しかし一般施政方針について演説しない。
— ――大統領選挙の感想―― 『現代史の蝶つがい』 青空文庫
施政方針を語らないままで、公務員法案は一気にとおそうとしている。
— ――大統領選挙の感想―― 『現代史の蝶つがい』 青空文庫
日本の新首相が施政方針演説もしないで公務員法案を押しきろうとすることは、古い政治家の厚顔な腹の力かもしれないけれども、アメリカの大統領選挙の生々しい教訓は、日本のわたしたちにも少くない分量の真実を学ばせた。
— ――大統領選挙の感想―― 『現代史の蝶つがい』 青空文庫
輸入品目録に施政方針がまぎれこんだからといって、日本の民衆が何よりもたしかに知っているのは自身の必要である。
— ――大統領選挙の感想―― 『現代史の蝶つがい』 青空文庫