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南海道

なんかいどう
名詞
1
標準
Nankaidō (alt. name for the Shikoku region)
文例 · 用例
北海道や朝鮮台湾は除外するとしても、たとえば南海道九州の自然と東北地方の自然とを一つに見て論ずることは、問題の種類によっては決して妥当であろうとは思われない。
寺田寅彦 日本人の自然観 青空文庫
その語る言葉は、日本語にちがいなく、畿内、山陰、西南海道の方言がまじっていて聞きとりがたいところもあったけれど、かねて思いはかっていたよりは了解がやさしいのであった。
太宰治 地球図 青空文庫
純友は伊予掾で、承平年中に南海道に群盗の起つた時、紀淑人が伊予守で之を追捕した其の事を助けてゐたが、其中に賊の余党を誘つて自分も賊をはじめたのである。
幸田露伴 平将門 青空文庫
早う着いたなアと嬉しい気持で構内をちょこちょこ走り、日射しの明るい南海道を真っ直ぐ出雲屋の表へかけつけると、まだ店が開いていなかった。
織田作之助 放浪 青空文庫
しかるにその中間の地(たとへば東海道南海道など)で出来るものは柑橘類でも比較的堅くしまつて居るところがあつて、液が多量にあり、しかもその液には酸味が多い。
正岡子規 病牀六尺 青空文庫
しかも予ての想像通り方言のごちやまぜで、畿内、山陰、西南海道の方言が主で、これを伊太利亜の巻舌で発音するから、ちよつと聞いては日本語のやうに思はれない。
――ヨワン・シローテの殉教―― イノチガケ 青空文庫
さて内地において商社を建て、兵庫港なれば五畿内四国南海道の大名は申すに及ばず、商人百姓たりとも望みによってはその社に入れ同心一致しあいともに船を仕立て乗り出だし交易すべし。
徳富蘇峰 将来の日本 青空文庫
水島合戦 ところで、平家は讃岐の屋島に本拠を構えながら、山陽道八カ国、南海道六カ国、都合十四カ国を討ち従え、着々とその勢力の拡大を計って油断ならぬ状勢になってきた。
第八巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
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南海道(なんかいどう、みなみのみち)は、五畿七道の一つ。紀伊半島、淡路島、四国ならびにこれらの周辺諸島の行政区分、および同所を通る幹線道路(古代から中世)を指す。

出典: 南海道 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0