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甘物

あまもの
名詞
1
標準
文例 · 用例
そういう牽制を受ける心配なしに、泣くことの快感だけを存分に味わうための最も便利な方法がすなわち芝居、特にいわゆる大甘物の通俗劇を見物することである。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
そんな甘物じゃない事が、その中にわかって来るんだよ。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
その小説には玄宗皇帝と楊貴妃が、牡丹亭で喋々喃々の光景を、詩人の李太白が涎を垂らして牡丹の葉蔭から見ている絵なぞがあって、支那一流の大|甘物だが、その中でも、呉青秀に関する記述の冒頭だけは、この由来記の内容と一字一句違わないから面白いよ。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
近頃は甘物の連続でウンザリしているのです。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫