柏
かしわ異読 カシワ
名詞頻度ランク #11505 · 青空 778 例
標準
daimyo oak (Quercus dentata)
文例 · 用例
朝は早く起き、榊をあげて柏子を打ち、木の香の匂ふ縁側に、日向ぼつこでもしてみるとしたらどうであらう。
— 中原中也 『よもやまの話』 青空文庫
この災害のあとで、「班幣畿内諸神、祈止風雨」あるいは「向柏原山陵、申謝風水之※」といったようなその時代としては適当な防止策が行われ、また最も甚だしく風水害を被った三千百五十九家のために「開倉廩賑給之」という応急善後策も施されている。
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
そして石井柏亭と平気で談笑して居られました。
— 岡本かの子 『女性の不平とよろこび』 青空文庫
柏の踊りも今時だめだ、まばらの小松も緑青を噴く。
— 宮沢賢治 『沼森』 青空文庫
柏はざらざら雲の波、早くも黄びかりうすあかり、その丘のいかりはわれも知りたれどさあらぬさまに草むしり行く、もう夕方だ、はて、この沼はまさか地図にもある筈だ。
— 宮沢賢治 『沼森』 青空文庫
今日新派といわるる人々と正岡君の和歌との関係ですか、僕の考えでは与謝野一派、竹柏園の一流、その他|尾上、金子などの一流とすなわち今日のいわゆる新派とはほとんど関係がないと思います、第一趣味の根底が違ってますからね。
— 伊藤左千夫 『子規と和歌』 青空文庫
雪枝、言いにくそうに、T「柏木先生なら たった今、親分の 処へと仰有って……」 半次が不審そうに、T「柏木先生……?
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
と云うんじゃ ないでしょう」 雪枝も不審そうに、T「確か昨夜 柏木と仰有ったが」 聞いた半次愈々訳分らぬ。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
作例 · 標準
神社の境内には、樹齢数百年と思しき大きな柏の木が立っていた。
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柏餅を包む柏の葉は、独特の香りがして食欲をそそる。
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庭に植えた柏の木が、今年初めてたくさんの実をつけた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
柏(かしわ・はく・ポー) ブナ科の木。→カシワ。 ヒノキ科の樹木の総称。 広義にはイチイ科やヒノキ科などの常緑樹の総称。 家紋の種類 柏紋 - カシワの葉を図案化した家紋。その一種「三つ柏」と呼ばれる家紋については三つ柏を参照。 千葉県にある市。→柏市。 柏市にある常磐線・東武野田線の駅。→柏駅。 柏市の中央部の地区名。柏地区。 柏市の町名。柏市の中心街。→柏 (柏市) 柏市を本拠地とした日本のプロサッカークラブ。→柏レイソル。 柏市・我孫子市を対象とする自動車のナンバープレート「ご当地ナンバー」の一つ。 柏村(曖昧さ回避) 大日本帝国陸軍の通称号の一つ。→柏兵団 日本海軍駆逐艦 - 樺型駆逐艦「柏」 鶏肉の別名または地方名。とくに西日本で伝統的にこう比喩される。語源として「黄鶏の羽毛の色が、柏の葉の色に似ているところ」から来たとするものと、「カシワ(膳)に乗せる肉」とするものが主唱されている(増井金典「日本語源広辞典」ミネルヴァ書房)。猪肉を「ぼたん」鹿肉を「もみじ」馬肉を「さくら」などと呼んだのと同様の、食肉忌避を回避した江戸時代の呼称に由来するものと考えられている。 日本の人名。小田野柏など。 日本の姓。柏祐賢など。 中華圏の姓。柏楊など。 カシワの葉を図案化した家紋。柏紋。 柏 (春秋)
関連項目
出典: 柏 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0