同ずる
どうずる
動詞-ずる変動詞-自動詞
標準
to agree
文例 · 用例
あとでゆっくりと謂い聞かすがよかろう」 伯爵は一議もなく、衆みなこれに同ずるを見て、かの医博士は遮りぬ。
— 泉鏡花 『外科室』 青空文庫
十八年の永い間、逸作に倣ってわたくしは実家のいかな盛衰にもあらわな情を見せまいとし、父はまた、父の肩に剰る一家の浮沈に力足らず、わたくしの喜憂に同ずることが出来なかった。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
わたくしは日本民族の一人として、容易にかの泰西流行の思想に同ずることを潔しとせぬ。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
吾人は彼等の赤誠に同ずるに於て些の考慮をも要せざる可く候。
— 石川啄木 『渋民村より』 青空文庫
「摂」とは摂受の意味で、つまり和光|同塵、光を和らげて塵に同ずること、すなわち一切の人たちを摂めとって、菩薩の大道に入らしめる、善巧な四つの方便が四摂法です。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
まだ外にも二、三人それに同ずるものがあったようだった。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
「鎌倉の右大将米友公の御入り」 声高らかに呼ぶ者があると、「頼朝公の御入り」とわけわからずに同ずるものもありました。
— 禹門三級の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
わたくしは右のような印象のためにこの像を貞観時代の作とする近来の説に同ずるものであるが、Z君はこの像に天平の気分の著しいのを指摘して、天平末より後のものではないという主張をまげなかった。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
作例 · 標準
彼の意見に同ずるところは多いが、一部には異論もある。
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審議の結果、全員が彼の提案に同ずることになった。
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私は友人の考えに同ずることができず、議論は平行線をたどった。
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