様信
ようしん
名詞
標準
文例 · 用例
この事実がわかると、その村の不動様信心がその後パッタリと止んだ。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
母はまた、観音様信仰で、毎晩お灯明をあげては、口の中で観音経か何かを誦しながら拝んでいた。
— 堺利彦 『私の母』 青空文庫
かくの如くに日向の里人の神様信仰というものは首尾一貫を欠いている。
— 第一回 高千穂に冬雨ふれり≪宮崎県の巻≫ 『安吾新日本風土記』 青空文庫
そもそも観音様信仰せよとの仰せは、定めて禍をよけるためにあるべく、これには大きに論ある事に候えば、委細申し進ずべく候。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
――最前、お仏殿において、羽柴筑前には、信雄様信孝様以下の諸侯が、尊堂へ拝をなすにあたって、本来|下賤の成上がりの身をもかえりみず、三法師君をわが膝にのせて、ずんと上座にかまえ、しかもいちいちおのれの方へも、拝礼を執らせたということではないか」「は、は、は」「なにを笑う。
— 第八分冊 『新書太閤記』 青空文庫
是等は人屍を築き込むと城が堅固だと明記はし居らぬが、左樣信じたればこそ築き込んだので、其信念が堅かつたに由つて極めてよく籠城したのだ。
— 南方熊楠 『人柱の話』 青空文庫
改めて言つとくが、私はこの男もお前と同樣信用しないぞ。
— スティーヴンスン 『帽子箱の話』 青空文庫