ぶらん
ぶらん
副詞-と副詞
標準
hanging loosely
文例 · 用例
午後は奈々子が一昼寝してからであった、雪子もお児もぶらんこに飽き、寝覚めた奈々子を連れて、表のほうにいるようすであったが、格子戸をからりあけてかけ上がりざまに三児はわれ勝ちと父に何か告げんとするのである。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
自分が牛舎の流しを出て台所へあがり奥へ通ったうちに梅子とお手伝いは夕食のしたくにせわしく、雪子もお児もうろうろ遊んでいた、民子も秋子もぶらんこに遊んでいた。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
そしてゆら/\ゆら/\と、ぶらんこみたいに揺られる。
— 新美南吉 『乳母車』 青空文庫
子供らは網の上ですべったり、相撲をとったり、ぶらんこをやったり、それはそれはにぎやかです。
— 宮沢賢治 『洞熊学校を卒業した三人』 青空文庫
さうさうこのときは丁度秋に蒔いた蕎麦の花がいちめん白く咲き出したときであの眼の碧いすがるの群はその四っ角な畑いっぱいうすあかい幹の間をくぐったり花のついたちひさな枝をぶらんこのやうにゆすぶったりしながら今年の終りの蜜をせっせと集めて居りました。
— 宮沢賢治 『洞熊学校を卒業した三人』 青空文庫
そりゃ可いが天窓の上にござるぶらんこがどうもはや、今朝は我が一生の厄難だ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
私はその時、隣家の淡路館の裏にあります、ぶらんこを掛けました、柱の処で見ていたんですよ、一昨年ですわね、――巽さん。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
姉妹 …………少年 ぶらんこにものつて遊ばうと思つて来たんだけど。
— ――学芸会のための一幕劇 『ラムプの夜』 青空文庫
作例 · 標準
眠ってしまった子供の腕が、ベビーカーの横からぶらんと垂れ下がっていた。
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交通事故で肩を脱臼し、右腕がぶらんとして全く力が入らない。
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古い人形の首が取れかかっており、糸一本でぶらんとしているのが不気味だ。
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