賦払い
ぶばらい
名詞
標準
payment on an installment system
文例 · 用例
晩方になると、彼女は小野田と一緒に、そこから五六丁|隔った原っぱの方へ、近所で月賦払いで買入れた女乗の自転車を引出して行った。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
晩方になると、彼女は小野田と一緒に、そこから五六丁隔った原っぱの方へ、近所で月賦払いで買入れた女乗の自転車を引出して行った。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
で、第一条件の正妻は異議なし、第二の養子婿入りは絶対に無理であるから撤回、第三の問題は根引きの金は二、三千円から段々に糶上げて、即金二万円、あとは二千五百円ずつの月賦払いというのから、三万円即金の残り月賦と顧問氏は、算盤をはじきだした。
— 長谷川時雨 『モルガンお雪』 青空文庫
ついては、会社の給料と万一の場合の退職手当とを担保にするなら、月賦払いにでもして、入用な金額を一纒めにお世話してもよい。
— 豊島与志雄 『程よい人』 青空文庫
京子さんの方にも金がかからなくなったから、月賦払いなら楽だろう。
— 豊島与志雄 『程よい人』 青空文庫
そして僕は、本気で、椎の木の土地を年賦払いで買い取ろうと考えたりしたものだ。
— 豊島与志雄 『椎の木』 青空文庫
彼女夫婦の幸福ととりかえた月賦払いが終ったとき、もと借りた頸飾りは模造品であったことを知らされる。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫