生あくび
なまあくび
名詞
標準
slight yawn
文例 · 用例
」と、イドリスは、生あくびをしながらかう言つて、長いあごひげをしごいてゐました。
— 鈴木三重吉 『ダマスカスの賢者』 青空文庫
要するに余計な手数なんだが、馬鹿馬鹿しい」 という考えでおりますと、不思議に議場の隅に生あくびを噛み殺す奴が出て来るのであります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
誰か、やつぱり短い生あくびをして、表を通り過ぎて行つた。
— 小林多喜二 『一九二八年三月十五日』 青空文庫
」と生あくびをした。
— 徳田秋声 『新世帯』 青空文庫
「内地はそろそろ雪だね……」 富岡が生あくびのあと、ぼつりと云つた。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
すると、角顋の先生は、足をうんと踏みのばしながら、生あくびを噛みつぶすような声で、「ああ、退屈だ。
— 芥川龍之介 『MENSURA ZOILI』 青空文庫
そうして、それを吸ってしまうと、生あくびを一つしながら、煙草入れをそこへ抛り出して、「ええ、悪い煙草だ。
— 芥川龍之介 『煙管』 青空文庫
翌日一日、隠れ家で、細工場の机に坐っても、仕事に気が乗らず彫刀を取り上げてはすぐに投げ捨てたり、腕組をしては生あくびをしたりしつづけていた。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
作例 · 標準
大事な会議の最中なのに、どうしても生あくびが止まらなくて困った。
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徹夜明けのせいか、涙を伴わない生あくびが何度も出る。
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「そんなに生あくびばかりして、体調でも悪いのか?」と上司に心配された。
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