歌いだし
うたいだし
名詞
標準
first line (of a poem)
文例 · 用例
」 柏の木大王も白いひげをひねって、しばらくうむうむと云いながら、じっとお月さまを眺めてから、しずかに歌いだしました。
— 宮沢賢治 『かしわばやしの夜』 青空文庫
汽車が動きだすと一団の生徒らは唱歌を歌いだした。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
そうして驚くような大きな声で「ターカイヤーマーカーラアヽ」と歌いだした。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
ミーロは歌いだしました。
— 宮沢賢治 『ポラーノの広場』 青空文庫
山猫博士は案外うまく歌いだしました。
— 宮沢賢治 『ポラーノの広場』 青空文庫
すると小さなきれいな声で、誰か歌いだしたものがあります。
— 宮沢賢治 『虹の絵具皿』 青空文庫
するとそのころ、臣下の中でおそろしく幅をきかせていた志毘臣というものが、その大魚の手を取りながら、袁祁王にあてつけて、「ああ、おかしやおかしや、お宮の屋根がゆがんでしまった」と歌いだし、そのあとの歌のむすびを王にさし向けました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
愛卿の霊は趙の方を見て拝をしたが、それが終ると悲しそうな声を出して歌いだした。
— 田中貢太郎 『愛卿伝』 青空文庫
作例 · 標準
例句