膝を打つ
ひざをうつ
表現Godan verb with 'tsu' ending
標準
to express sudden recognition and being impressed
文例 · 用例
」渠は思はず膝を打つて喜んだ。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
そうかと思うと、時にゃがらりと巫山戯出して、肩へつかまる、羽織の紐を引断る、膝を打つ、擽る。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
車内にはW町からF町へと客に伴れられて芝居を見物に行く田舎芸者が三人ほど乗つてゐたが、声高に笑つたり、戯談半分に客の膝を打つたりして顫りにわるくはしやぎ立てゝゐた。
— 田山録弥 『海をわたる』 青空文庫
この言葉を味わって見ると、云うに云われぬ皮肉な意味が出て来て、思わず膝を打つようなところがある。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
ガリバー旅行記の小人国や大人国の言葉を参考にして、よしツ、そいつは一ト月のうちに俺が拵へるよ、先づ幾通りかの暗号を――」 と森が讚同すると、村井も膝を打つて、「俺は、この附近の地理を験べてから、俺達にとつてだけ所用な個所に古代アテナイの花の名前を引用した符号をつけよう。
— 牧野信一 『南風譜』 青空文庫
狐の襟巻がはやり出したときいた缶チヤンは、早速一儲けしようと膝を打つて、此処に養狐事業を計画いたしました。
— 牧野信一 『熱海線私語』 青空文庫
伴左衞 (膝を打つて。
— 岡本綺堂 『正雪の二代目』 青空文庫
」 顔の見えないやうな仕掛けで誰とでも話が出来れば好いんだが――どうかするとそんな馬鹿気た想ひに走ることがあつた樽野は、悦んで膝を打つた。
— 牧野信一 『籔のほとり』 青空文庫
作例 · 標準
「そうか、犯人の狙いは最初からそこだったのか!」と彼は膝を打った。
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名案を思いついた瞬間に思わず膝を打ち、周囲の注目を集めてしまった。
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落語のオチを聞いて、客席の老人がなるほどと膝を打って感心している。
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