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初市

はついち
名詞
1
標準
first market of the year
文例 · 用例
初市場に出した少数の詩集は、人々によつて手から手へ譲られ奪ひあひの有様となつた。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
初市を里言にすだれあきといふ。
鈴木牧之編撰 北越雪譜 青空文庫
およそ半年あまり縮の事に辛苦したるは此初市の為なれば、縮売はさら也、こゝに群るもの人の濤をうたせ、足々を踏れ、肩々を磨る。
鈴木牧之編撰 北越雪譜 青空文庫
初市の日は繁花の地の※饒にもをさ/\劣ず。
鈴木牧之編撰 北越雪譜 青空文庫
右にいふ四度の市をはりてのちも在々より毎日問屋へ来りてちゞみをうる、又ちゞみ仲買のもの在々にいたりてもかふ也、六月十五日迄を夏ちゞみといひ十七日より翌年の初市までを冬ちゞみといふ縮の精疎の位を一番二番といふ。
鈴木牧之編撰 北越雪譜 青空文庫
前にもいへるごとくちゞみは手間賃を論ぜざるものゆゑ、誰がおりたるちゞみは初市に何程に売たり、よほど手があがりたりなどいはるゝを誉とし、或はその伎によりて娶にもらはんといはるゝ娘もあれば、利を次にして名を争ふ。
鈴木牧之編撰 北越雪譜 青空文庫
明日のことになされては……」「いやいや急ぎの用事故、わしはついちゃっと用をたしてゆく程に、其方達は此処から戻るがよい」 お春は駕籠を下り立って、いくらかの酒代を二人に遣わし、礼の言葉を後に聴いて、小走りに急ぎ乍ら、物寂しい夜半の寺内へはいってしまうのでした。
三上於兎吉 艶容万年若衆 青空文庫
「八、死骸の着物に溝泥がついてゐないか、濡れたところはないか、念入りに見てくれ」「そんなものはついちやゐませんよ。
小便組貞女 錢形平次捕物控 青空文庫
作例 · 標準
新年の初市は、多くの人で賑わい、活気に満ちていた。
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毎年恒例の初市で、新鮮な海の幸を買い求めるのが楽しみだ。
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「今年は初市に行けなくて残念だったな。」と友人が言った。
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