恐る恐る
おそるおそる
副詞頻度ランク #19972 · 青空 553 例
標準
fearfully
文例 · 用例
それと見るより美登利の顔は赤う成りて、どのやうの大事にでも逢ひしやうに、胸の動悸の早くうつを、人の見るかと背後の見られて、恐る恐る門の傍へ寄れば、信如もふつと振返りて、これも無言に脇を流るる冷汗、跣足に成りて逃げ出したき思ひなり。
— 樋口一葉 『たけくらべ』 青空文庫
夜が明けたらこの子はどうなるかと、恐る恐る考えた。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
半次尚も、T「それから 其の黒羽二重に 朱鞘の長刀 落し差して 居る処……」 と云われて仲蔵、恐る恐る「それがどうか致しましたか?
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
仲蔵が恐る恐る出て来た。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
大吉「おう仲蔵か」 仲蔵、恐る恐る「はい」と答える。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
(F・O) やがて、 取次の侍が、恐る恐る出て来て、其の場にペタリと平伏した。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
内のお絹、恐る恐る、見ると、 山賊の好色の笑。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
そして輕く跳りあがる心を制しながら、その城壁の頂きに恐る恐る檸檬を据ゑつけた。
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
作例 · 標準
例句