寺社奉行
じしゃぶぎょう
名詞
標準
governmental position of the shogunate, responsible for the management of temples and shrines
文例 · 用例
しかし御寺社の方はよろしいのでございましょうな」 寺の門前地は寺社奉行の支配で、町方の係りではない。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫
伝六十手を示して、T「少しお訊ねしたい事があるんですがね」 和尚が、T「寺社奉行様への手続を踏んで参られたか」 伝六返答に困った。
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫
右門考えていたが、T「暮れる迄に寺社奉行様の手続を頼んだぞ」 「それじゃ旦那」 右門堅く決する処がある。
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫
御承知でもありましょうが、坊主や虚無僧は寺社奉行の支配で、町方では迂濶に手を着けることが出来ないのですから、そこを見込んで思い思いに化けたんでしょう。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
これは、寺社奉行、勘定奉行、町奉行、大目附、目附を掛員として、評定所に開く、一種の特別裁判であつた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
十分の証拠を挙げて、町奉行所から寺社奉行に報告し、その諒解を得た上でなければ、町方の者が自由に活動することを許されない。
— 唐人飴 『半七捕物帳』 青空文庫
これは浅草寺内の出来事であるから、寺社奉行の係りである。
— 幽霊の観世物 『半七捕物帳』 青空文庫
寺社奉行所にだって人足アいくらでもあるんだからね。
— 開運女人地蔵 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
寺社奉行は、宗教勢力を統制するだけでなく、寺社領における裁判や行政も担当する重要な役職だった。
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時代劇において、悪徳商人と結託した寺社奉行が主人公に成敗されるのは定番の展開だ。
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江戸幕府の三奉行の一つである寺社奉行は、他の奉行よりも格式が高いとされていた。
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