梁木
りょうぼく
名詞
標準
beam
文例 · 用例
その血しぶきは今でも梁木の胴腹に黒ずんで残っている。
— 夢野久作 『怪夢』 青空文庫
天井がないので真黒な太い梁木が縦横に渡されて見える。
— 長塚節 『太十と其犬』 青空文庫
それでも春から秋の間は蛇が梁木を渡るので鼠が比較的少ない。
— 長塚節 『太十と其犬』 青空文庫
或時は梁木を渡れといふ渡らぬといふ。
— 長塚節 『開業醫』 青空文庫
梁木といふとあの高い橋のやうなのがさうだ。
— 長塚節 『開業醫』 青空文庫
――十二階段、平行棒、飛越台、木馬、棚、幅飛び、棒飛び、梁木、遊動円木、天秤台、機械体操、射撃場、名前は忘れたが、穴の上に丸太が渡してある処――その上で二人の者がそれぞれ一本の腕で争ひ穴の中へ落し合ふ場所である丸太橋――。
— 牧野信一 『或る日の運動』 青空文庫
――梁木渡り、幅飛び、棒飛び、……何れも悉く見物を感心させぬものはなかつた。
— 牧野信一 『或る日の運動』 青空文庫
ランプの丸い影が天井の裸の梁木に光の輪をうつした。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
作例 · 標準
古い民家の天井には、黒光りする立派な梁木が渡されている。
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地震の揺れで、梁木がきしむ音が聞こえて不安だった。
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大工の棟梁は、慎重に梁木の位置を決め、槌を振るった。
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