御用学者
ごようがくしゃ
名詞
標準
scholar beholden to the government
文例 · 用例
諸侯の敬遠と御用学者の嫉視と政治家連の排斥とが、孔子を待ち受けていたもののすべてである。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
このような観点から聖人の言葉の理解に努めれば、時の為政者や御用学者の都合の良い解釈に惑わされることも無いことでしょう)。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
」と言いますと、あの人は少し興奮して、「なあに、つまらん御用学者ですよ、ああいう学者を粘土学者と僕らは言っているんですがね。
— 平林初之輔 『華やかな罪過』 青空文庫
御用学者に御用歴史家、御用商人に御用達、御用御用と呼びかける捕り手の奴ばらときたひにはとても悪趣味で鼻持ちがならない。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
食糧の問題にしろ、日本の平均男子一人当、平均女子一人当の基本的なカロリーは、御用学者達が権力に媚びた割出し方によって、実際の必要が三千五百カロリーから五千カロリーであるにも拘らず、千数百カロリーで済むという風に規定された。
— 宮本百合子 『私たちの建設』 青空文庫
「これが宗教家さ、次が淫売婦、ペンがついてるのが御用学者に新聞雑誌記者、政治家、役者だ」 この時計は何だね。
— 宮本百合子 『ズラかった信吉』 青空文庫
また、何処の国でも、民衆は「御用学者」とか「御用作家」とかいふ失礼な名称で、ある種の「国家的名士」を呼んでゐることも考へねばならぬ。
— 岸田國士 『文化勲章に就て』 青空文庫
そんなら陰で言う言葉がどんな人たちの口から出て来るのかと思うと、外国関係の翻訳なぞに雇われて、食っているものも着ているものも幕府の物ばかりだという御用学者だから心細い。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
作例 · 標準
彼は権力者に都合の良い理論ばかりを並べる御用学者として知られている。
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真実を追究する姿勢を忘れ、御用学者の道を選んだ彼を軽蔑する。
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あの御用学者の提言が、国民の生活を苦しめる政策の根拠となった。
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ウィキペディア
御用学者(ごようがくしゃ)とは、語源は幕府に雇われて歴史の編纂など学術研究をおこなっていた者のこと。
出典: 御用学者 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0