りんりん
りんりん
副詞
標準
bell ringing (chiming)
文例 · 用例
かたき地面に竹が生え、地上にするどく竹が生え、まつしぐらに竹が生え、凍れる節節りんりんと、青空のもとに竹が生え、竹、竹、竹が生え。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
……すがすがしいが、心細い、可哀な、しかし可懐しい、胸を絞るような駅路の鐸の音が、りんりんと響いたので、胸がげっそりと窪んで目が覚めるとね、身体が溶けるような涙が出たんだ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
百合 裏の崕から湧きますのを、筧にうけて落します……細い流でございますが、石に当って、りんりんと佳い音がしますので、この谷を、あの琴弾谷と申します。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
男、りんりんたる美丈夫であったのである。
— 太宰治 『懶惰の歌留多』 青空文庫
すっと入交ったのが、瞳の大きい、色の白い、年の若い、あれは何と云うのか、引緊ったスカートで、肩が膨りと胴が細って、腰の肉置、しかも、その豊なのがりんりんとしている。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
りんりんすりりん……りんりんすりりん……あはれわが小舟ぞくだる。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
りんりんすりりん……りんりんすりりん……はてもなう向ひてかすむ白壁のほのかなる列。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
りんりんすりりん……りんりんすりりん……いまし、また水路のはてに、落ちかかる弦月あかく、そこここのくらみの奥に寝おびれて倦めるものごゑ。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
作例 · 標準
秋の夜長、庭の草むらからスズムシたちの鳴き声がリンリンと心地よく響き、季節の移ろいを感じさせる。
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家の中で迷子にならないように、やんちゃな子猫の赤い首輪には、歩くたびにリンリンと高く鳴る小さな真鍮の鈴を付けた。
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自転車のベルをリンリンと軽快に鳴らしながら、顔なじみの郵便配達員が坂道を勢いよく下っていった。
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