正面に
まともに
副詞
標準
right (in front)
文例 · 用例
といふ號令がかかつて、私たちは捧げ銃をして、みると、校長は、秋の日ざしを眞正面に受けて、滿面これ含羞の有樣で、甚だ落ちつきがなかつた。
— 太宰治 『校長三代』 青空文庫
細君は亭主と正面に向き合つて、「論告」を下してゐた。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
窓際の籐椅子に腰かけて、正面に聳える六百山と霞沢山とが曇天の夕空の光に照されて映し出した色彩の盛観に見惚れてゐた。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
窓際の籐椅子に腰かけて、正面に聳える六百山と霞沢山とが曇天の夕空の光に照らされて映し出した色彩の盛観に見惚れていた。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
曲※に拠る住持の三要は正面に控え、東側は大衆大勢。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
黄いろのがだんだん向ふへまはって行って、青い小さいのがこっちへ進んで来、間もなく二つのはじは、重なり合って、きれいな緑いろの両面凸レンズのかたちをつくり、それもだんだん、まん中がふくらみ出して、たうたう青いのは、すっかりトパースの正面に来ましたので、緑の中心と黄いろな明るい環とができました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
向ふの青い森の中の三角標はすっかり汽車の正面に来ました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
そしてだんだん十字架は窓の正面になりあの苹果の肉のやうな青じろい環の雲もゆるやかにゆるやかに繞ってゐるのが見えました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
標準
properly
標準
honestly