山の芋
やまのいも異読 しょよ・じょよ・じょうよ・ヤマノイモ
名詞多音語
標準
Japanese yam (Dioscorea japonica)
文例 · 用例
後に小田原の町を放れ、函嶺の湯本近に一軒、茶店の娘、窶れ姿のいと美しきが、路傍の筧、前なる山凡そ三四百間遠き處に千歳久しき靈水を引いたりといふ、清らかなる樋の口に冷たき其の土を洗ふを見て、山の芋は鰻になる、此の牛蒡恁くて石清水に身を灌がば、あはれ白魚に化しやせんと、そゞろ胸に手を置きしが。
— 泉鏡太郎 『城の石垣』 青空文庫
山の芋が鰻になったりする「事実」も同様である。
— 寺田寅彦 『路傍の草』 青空文庫
――老人田舎もののしょうがには、山の芋を穿って鰻とする法を飲込んでいるて。
— ――其一幕―― 『錦染滝白糸』 青空文庫
山の芋と自然生を、分けて別々に稱ふ。
— 泉鏡花 『寸情風土記』 青空文庫
――麻袋には昼飯の握つた奴、余るほど詰めて置く、ちやうど僥幸、山の芋を穿つて横噛りでも一日二日は凌げるだ。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
子を生め、子を生め、山の芋。
— 北原白秋 『畑の祭』 青空文庫
たゞ難有いのは山の芋と漬物とであつた。
— 草鞋の話旅の話 『樹木とその葉』 青空文庫
山の芋をも提げて来た。
— 若山牧水 『木枯紀行』 青空文庫
作例 · 標準
祖母が作る「山の芋」のとろろご飯は、素朴ながらも滋味深い。
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地方の特産品として、「山の芋」が有名なお店がある。
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「これ、何?」「「山の芋」だよ。すりおろして食べると美味しいんだ。」
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