ラムネ玉
ラムネだま
名詞
標準
glass marble
文例 · 用例
そこで子供たちは、ポケットの中のラムネ玉をカチカチいわせながら、広場の方へとんでいった。
— 新美南吉 『おじいさんのランプ』 青空文庫
当時の鉄砲は十匁玉とか廿匁玉とか言ひ、今のラムネ玉よりもよつぽど大きな玉であつた。
— 坂口安吾 『島原の乱雑記』 青空文庫
チョロチョロと吹きあげられて蓋となるラムネ玉の発見は余りたあいもなく滑稽である。
— 坂口安吾 『ラムネ氏のこと』 青空文庫
その珠はやや大型のラムネ玉ほどの物ではあるが、その奥の深さは無限なのだ。
— その六 血を見る真珠 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
ラムネ玉ほどの小ッポケな奴が何百万円もするのだもの、この世に金の値打ほど不思議を働く物はないのさ。
— その六 血を見る真珠 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
額の色が沈んで眼玉がとろんとなり、薄い唇をへの字に結んで咽喉のラムネ玉をしきりにあげさげしている。
— 久生十蘭 『だいこん』 青空文庫
子供たちは人の肩を踏んづけてとびまわり、殴られて泣きだし、人びとは煎餅を喰べ、ラムネ玉の音をさせながら饒舌りあい、はなれて坐った者同士が、かなきり声で呼びあったりしていた。
— 山本周五郎 『青べか物語』 青空文庫
けれども町の人たちはそのものものしさに気づかないようすで、ラムネ玉の音をさせ、煎餅をかじる音をさせ、高ごえで饒舌りあっていた。
— 山本周五郎 『青べか物語』 青空文庫
作例 · 標準
空になった瓶を割って、中から透き通ったラムネ玉を取り出して遊んだ。
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駄菓子屋の店先で、色とりどりのラムネ玉が瓶の中でカラカラと涼しげな音を立てている。
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日差しにかざすと、淡い水色のラムネ玉のなかに小さな気泡が閉じ込められているのが見えた。
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