眉つば
まゆつば
名詞
標準
文例 · 用例
第二に、婦人は婦人へ、ということも眉つばものと思われる。
— 宮本百合子 『婦人の一票』 青空文庫
学校の一番も眉つばねえ。
— 一九四一年(昭和十六年) 『獄中への手紙』 青空文庫
大体林学博士本多静六は妙な人で、自分は森林の値ぶみをしたりして、厖大なパーセントをとり、お金を作ったのに、雑誌へは一銭から貯金して今日の基礎を作ったというようなことを平気で書く人だから、色々のことが眉つばものです。
— 一九四二年(昭和十七年) 『獄中への手紙』 青空文庫
「予防拘禁の方を長くした方が体がらくでしょうし、そういう風に云々」どうも眉つば也。
— 一九四四年(昭和十九年) 『日記』 青空文庫
顎十郎は、のっそりと座敷に上りながら、「叔父上、なんの御用か知らないが、初午の日に笠森から使いがくるなんて、ちっとばかし眉つばものだ。
— 稲荷の使 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
いいさ俺ぁそんな眉つばものの全体なんかの中より、そっちの方へ、やらして貰うとする。
— 三好十郎 『廃墟(一幕)』 青空文庫
ために、「官兵衛の行動こそ、眉つばものである。
— 第五分冊 『新書太閤記』 青空文庫
当人の言ですが、町内の一部にはちょっと眉つばだという噂もある。
— 梅崎春生 『凡人凡語』 青空文庫