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気振り

けぶり
名詞
1
標準
sign
文例 · 用例
が、名を知られ、売れッこになってからは、気振りにも出さず、事の一端に触れるのをさえ避けるようになった。
泉鏡花 木の子説法 青空文庫
夫が物事に偏愛執着の気振りを見せると妻は傍から引離した。
岡本かの子 小町の芍薬 青空文庫
貪り喰べるところを男に見られまいとして上目使いに男の気振りを覗いながら盗むようにそっと所作する女の癖はなお更気に入りません。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
甲陽鎮撫隊で大名格にしてもらひ、故郷へ錦を飾つた積りの穉気振りなど、往年の近藤勇とは別人の観がある。
池田屋襲撃 大衆維新史読本 青空文庫
それもたとえば短艇部の合宿生が面白半分に担いで行くのだったら、いや味な無邪気振りながら、未だ人の眼にはましだ。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
他人から聞いた話だけれど、どうもそうらしい気振りがぼくにも見えるんでね。
佐左木俊郎 恐怖城 青空文庫
何かしら、人間ぎらいな、人を避け、一人で秘密を味わおうという気振りが深谷にあることは、安岡も感じていた。
葉山嘉樹 死屍を食う男 青空文庫
やがては、屹度、破局といふやうなものに出会ふであらうと、キエは、いつもあきらめて、妙に、そんなことを期待するやうな心持を忘れなかつたが、あんなに我儘に育つた息子でありながら、一向に三千雄にはそんな気振りもなく、平凡で遅くなるといふほどの夜さへも見出されなかつた。
牧野信一 滝のある村 青空文庫
作例 · 標準
彼の目には、わずかな気振りも感じられなかった。
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彼女は相手の気振りを読み取り、交渉を有利に進めた。
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まだ具体的な話はないが、昇進の気振りが少しずつ見え始めた。
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