早鐘を打つ
はやがねをうつ
表現Godan verb with 'tsu' ending
標準
to beat fast (of a heart)
文例 · 用例
次月六月十日には江戸湾に米艦の砲声が轟き、江戸市中は早鐘を打つとも知らずに、一行は向島に遊んだのである。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
そんなときは、もしや夢中で何か罪をやったんじゃないか、と思うと急に恐ろしくなって、飛ぶように家に帰って閉じ籠りますが、早鐘を打つように動悸がして、心が怖々してちっとも落着くということができません。
— モリス・ルヴェル Level, Maurice 『誰?』 青空文庫
私の心臓は早鐘を打つようにどきどきした。
— ギィ・ドゥ・モオパッサン Guy de Maupassant 『狂人日記』 青空文庫
お母さんの胸は、早鐘を打つように、どきどきとしました。
— 小川未明 『夕焼けがうすれて』 青空文庫
嬉しいのだか悲しいのだか恥しいのだか心臓は早鐘を打つごとく息は荒かった。
— 李光洙 『愛か』 青空文庫
綾麿は早鐘を打つような胸を犇と押えて、蓮座の下の段にそっと足を掛けました。
— 観音様の頬 『奇談クラブ〔戦後版〕』 青空文庫
遠くから見かけて、あゝ、佳子さんだなと思うと、もう胸が乱調子になって、早鐘を打つんです」「それじゃお貰いになった後が大変ですわね。
— 佐々木邦 『求婚三銃士』 青空文庫
作例 · 標準
試験の結果発表を待つ間、彼の心臓は不安で早鐘を打っていた。
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突然現れた熊に、彼女の心臓は恐怖で早鐘を打った。
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好きな人に会えた喜びで、ドキドキと早鐘を打つ。
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