踊り回る
おどりまわる
動詞
標準
文例 · 用例
平たく言えばわれわれが自然に踊り回ると同じリズムの音楽でなければ踊る気にもなれず、また踊ろうにも踊られぬわけである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
そこで思ふ様太鼓をうち鳴らし思ふ様踊り回ることが、想つただけでもどれ程私達の血潮を燃したか解りませんでした。
— 牧野信一 『泣き笑ひ』 青空文庫
京大坂の方面から街道を下って来る旅人の話も戸ごとに神棚をこしらえ、拾ったお札を祭り、中には笛太鼓の鳴り物入りで老幼男女の差別なく花やかな衣裳を着けながら市中を踊り回るという賑々しさで持ち切った。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
音楽にあわせて火星人の舞踊はだんだんにぎやかになって行き、音声を発して踊り回る姿はまことに天真らんまんであった。
— 海野十三 『火星探険』 青空文庫
彼はその歓喜を衆人の前に誇示して、Faun らしく無恥に有頂天に踊り回るのである。
— 和辻哲郎 『転向』 青空文庫