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名詞
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標準
文例 · 用例
吾輩は固より此集の歌を好まないけれど、此集の如き歌が明治の詞壇に存在する事を苟にもみやしない。
伊藤左千夫 『悲しき玩具』を読む 青空文庫
近く二三日以来の二人の感情では、民子が求めるならば僕はどんなことでもまれない、また僕が求めるならやはりどんなことでも民子は決してみはしない。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
僕は中学校を卒業するまでにも、四五年間のある体であるのに、民子は十七で今年の内にも縁談の話があって両親からそう言われれば、無造作にむことの出来ない身であるから、行末のことをいろいろ考えて見ると心配の多い訣である。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
あんな温和しい民さんだもの、両親から親類中かかって強いられ、どうしてそれがまれよう。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
かくの如きものは、自由詩に對する最も手強い絶である。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
(故に今日の高級な自由詩は、音樂家への作曲を絶する。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
感傷は理智をまず、却つて必然に之を抱擁す、感傷とは痴愚の謂にあらず、自覺せざる哲理なり、前提を忘れたる結論なり。
萩原朔太郎 散文詩・詩的散文 青空文庫
然るに彼自身が主義であって、しかも理想を絶する主義とはどういうわけか?
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫