墓掘り
はかほり
名詞
標準
gravedigger
文例 · 用例
墓穴のそばに突きさした鋤の柄にからすが止まると墓掘りが憎さげにそれを追う。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
墓掘りの男はほかの墓から抜き取ったいばらや雑草を、そこに投げすてることでしょう」第二十夜「ローマから、わたしは来ました」と、月が言いました。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
修道院に若くて美くしい尼御前の大勢になるのもこの時でお寺の墓掘りの懐の肥えるのもその時でござりますじゃ。
— 宮本百合子 『胚胎(二幕四場)』 青空文庫
(堂守が話し出したのである)一生、墓掘りをやっていたのです。
— 聖餐祭 『世界怪談名作集』 青空文庫
墓掘りなどをする者には「死」などという事はちっとも怖ろしくないのです。
— 聖餐祭 『世界怪談名作集』 青空文庫
皆が嫌がると終いには一人で、オフィリヤでもハムレットでも墓掘りでもやってしまう。
— 長谷川時雨 『松井須磨子』 青空文庫
さう言ふ人喰ひの妖怪の災ひを除く必要は、特に、葬式・墓掘りの際にあつた。
— 折口信夫 『河童の話』 青空文庫
先年村での旧家の老母を葬る日、墓守がぶらりと墓地に往って見たら、墓掘り役の野ら番の一人が掘り出した古い髑髏を見せて、「御覧なさい、頬の格好が斯う仁左衛門さんに肖てるじゃありませんか。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
作例 · 標準
シェイクスピアの悲劇『ハムレット』には、墓掘りたちが髑髏を前にして人生の無常を語り合う場面がある。
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昔の小さな村において、墓掘りは生と死の境界を管理する特別な役割を担う専門職だった。
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冷たい雨が降る中、墓掘りの男は黙々と土を掘り進め、新しい棺を収めるための穴を完成させた。
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