口入れ
くちいれ
名詞動詞-サ変
標準
acting as go-between
文例 · 用例
お鳥は口入れ屋へも頼みに行つては見たが、質屋の隱居に大切にされる口があるがと相談しかけられて、眞ツ赤に怒つて歸つて來た。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
こうして二人の愛情はいよいよ濃やかになったが、なにぶんにも小間物の担ぎ商いをしている現在の男の痩腕では、江戸のまん中で女と二人の口を養ってゆくのがむずかしいので、相談ずくの上でしばらく分かれ分かれに働くこととなって、お熊は男の口入れで河内屋に住み込んだ。
— あま酒売 『半七捕物帳』 青空文庫
例せば雄鶏が勝気充溢して闘いに掛かるごとく、十分に確信するをコック・シュア、妻に口入れされて閉口するを、雌鶏に制せらるる雄鶏に比べてヘンペックト。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
同じく江戸にひびいた口入れ稼業の加賀芳一家で見まわらしているのが一艘と、特志の土左舟はつごうその三艘でした。
— 首つり五人男 『右門捕物帖』 青空文庫
それが、ちょうど私の十二歳の春、文久三年三月十日のことですが、妙なことが縁となって、大工になるはずの処が彫刻の方へ道を換えましたような訳、私の一生の運命がマアこの安さんの口入れで決まったようなことになったのです。
— 安床の「安さん」の事 『幕末維新懐古談』 青空文庫
「お前、口入れ屋か農會か?
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
口入れ屋は手數料があるけんな。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
圭子はその前にも近所の人の口入れで、二人ばかり子供を見たことがあつた。
— 徳田秋声 『チビの魂』 青空文庫
作例 · 標準
彼は友人の結婚式の口入れを頼まれた。
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この求人、紹介してもらった口入れで応募したんだ。
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昔は、口入れ屋が就職の仲介をしていた。
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