軍艦旗
ぐんかんき
名詞
標準
naval ensign
文例 · 用例
私は此海底戰鬪艇が他日首尾よく竣工して、翩飜たる帝國軍艦旗を艇尾に飜しつゝ、蒼波漫々たる世界の海上に浮んだ時、果して如何なる戰爭に向つて第一に使用され、また如何に目醒ましき奮鬪をなすやは多く言ふ必要もあるまいと考へる。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
』『それです』と大佐は莞爾と打笑みつゝ『他日我が海底戰鬪艇が、帝國軍艦旗を飜して、千艇※艦の間に立つの時、願くば其名の如く、神速に、且つ猛烈ならん事を望むのです。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
第二十五回 白色巡洋艦大陸の影――矢の如く空中を飛走した――ポツンと白い物――海鳥の群――「ガーフ」の軍艦旗――や、や、あの旗は!
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
其時、先刻の白色巡洋艦は既に吾が輕氣球を去る事一|海里許の海上に進んで來たので船の全體も手に取る如く見える、今しも、ふと其「ガーフ」の軍艦旗を認めた武村兵曹は『や、や、あの旗は、あの艦は。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
あの巡洋艦のガーフの旗は、我が帝國の軍艦旗であつた※。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
』と叫びつゝ、頭を廻らすと、此端艇を去ること程遠からぬ洋上には、先刻の白色巡洋艦は小山の如き浪に漂蕩しつゝ、其後檣縱帆架と船尾とには、旭輝く大日本帝國の軍艦旗は翩飜と南風に飜つて居つた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
自分が濡鼠の樣になつて居る事も、少なからず潮水を飮んで腹が苦しくなつて居る事も忘れて、胸は驚と悦に、跳りつゝ、眤と眺むる前方の海上、「ガーフ」に懷かしき我が帝國の軍艦旗を飜せるかの白色の巡洋艦は、此邊海底深くして、錨を投ずることも叶はねば、恰も小山の動搖ぐが如く、右に左に漂蕩して居る。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
軍艦「日の出」の甲板では、後部艦橋のほとりより軍艦旗飜る船尾に到るまで、多くの乘組は、列を正して、我端艇の歸艦を迎へて居る。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
作例 · 標準
朝日に照らされた軍艦旗が、海風を受けて力強くたなびいている。
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帰港を祝うかのように、船尾には鮮やかな軍艦旗が掲げられていた。
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歴史的な式典において、かつての軍艦旗が大切に持ち出された。
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ウィキペディア
軍艦旗 とは、軍隊(主に海軍)に所属する艦船であることを表章する為に掲揚する旗章である。軍艦は、国際慣習法(公海に関する条約第8条並びに国連海洋法条約第29条)により、国籍を示す外部標識(external marks)を掲示する必要があり、船舶における軍艦旗の掲揚は、それに該当する。軍艦旗は戦闘時には戦闘旗 として用いられる場合もある。
出典: 軍艦旗 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0