動き出す
うごきだす
動詞-五段-サ行動詞-自動詞頻度ランク #18027 · 青空 0 例
標準
to start to move
文例 · 用例
月夜に往来へ財布を落しておいて小蔭にかくれて見ている、通行人があたりを見廻わしてそれを拾おうとするときに、そっと手許の糸を手繰ると財布がひとりでするすると動き出すというような深刻な教育法をも実行した事があったようである。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
乗客は汽車が動き出すと一緒に、長くなったり、凭れに頭を押しつけたりして、眠りを続けた。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
汽車が動き出すと一團の生徒等は唱歌を唱ひ出した。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
車掌に聞いてもいつ動き出すか分らないという。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
車がそろそろ動き出すとついて来る人のいろいろの足音が聞え出した。
— 寺田寅彦 『病中記』 青空文庫
そんなふうで、自分は動き出すことの禁ぜられた沼のように淀んだところをどうしても出切ってしまうことができなかった。
— 梶井基次郎 『泥濘』 青空文庫
船が動き出すと同時に、奥さんが顔にハンケチを当てたのを見た。
— 寺田寅彦 『夏目漱石先生の追憶』 青空文庫
笛は谺す、一鳥聲あり、汽車はする/\と艶やかに動き出す。
— 泉鏡太郎 『魔法罎』 青空文庫
作例 · 標準
例句