呑んでかかる
のんでかかる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to make light of
文例 · 用例
さもなくとも普通人でも冷静な気持でこれに対するか、又は初めから呑んでかかるかすれば、大抵この種の鼻の表現使用者の腹の底――世間人間を馬鹿にし切っている気持ちがありありと見抜かれるのであります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
こうして若い時から世の辛酸を嘗めつくしたためか、母の気性には濶達な方面とともに、人を呑んでかかるような鋭い所がある。
— 有島武郎 『私の父と母』 青空文庫
わかってしまえば、あわてることも、恐れることもないと呑んでかかる。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
ましてそんな人を呑んでかかるような態度を見たら、どのくらい怒るか分らない。
— 宮本百合子 『貧しき人々の群』 青空文庫
それは、お角さんの察しの通り、お角が新撰組の大将となれなれしく口を利いたばかりか、かえって、それを呑んでかかるのに、新撰組の大将が頭を掻いて閉口気味なのを、物蔭から見て取った三ぴんやよた者が、面の色を失ったというわけであります。
— 恐山の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
猿のような取るに足らぬ国民だと、相手を呑んでかかるのは結構ですが、そのために前線の軍人が日本人を軽蔑してしまっては大変です。
— 江戸川乱歩 『偉大なる夢』 青空文庫
気概と自尊心をもって、先ず相手を呑んでかかる前に武蔵は、細心な眼と、あらゆる角度から、相手の価値を計ってみる。
— 火の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
お十夜のような曲者を、こう呑んでかかる旅川周馬には、邪智に富んだ一面があって、たえず、悪心が陰謀的に、また打算的に働く性格をもっている。
— 江戸の巻 『鳴門秘帖』 青空文庫
作例 · 標準
彼は初めての仕事なので、決して呑んでかからない方がいい。
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どんなに簡単な課題でも、呑んでかかると必ず失敗する。
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経験者だからといって、若いメンバーの意見を呑んでかかるのは良くない。
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標準
to overwhelm (e.g. opponent)
作例 · 標準
試合開始直後から、強豪チームは相手を呑んでかかるような攻撃を仕掛けた。
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プレゼンでは、まず相手を呑んでかかるような圧倒的なデータを示すべきだ。
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彼は威圧的な態度で、初対面の相手をいつも呑んでかかる傾向がある。
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