行吟
こうぎん
名詞
標準
文例 · 用例
江上漫成 高青邱春色到江濱 江花樹樹新行吟憔悴客 誰道亦逢春河のほとりに春めぐりきて河辺の樹々はみな花をつく詩を吟じつつ行きなづむ痩せほうけたる旅人も亦た春に逢へりと誰かいふ
— その六 ――放翁絶句十三首和訳(つけたり、雑詩七首)―― 『放翁鑑賞』 青空文庫
彼等はことごとく家族を後に、あるいは道塗に行吟し、あるいは山沢に逍遥し、あるいはまた精神病院|裡に飽食暖衣するの幸福を得べし。
— 芥川龍之介 『馬の脚』 青空文庫
彼が蒼い顏をして澤畔に行吟してゐると、其所へやつて來た漁父が、『滄浪之水清兮、可以濯吾纓。
— 新渡戸稻造 『教育の目的』 青空文庫
彼が蒼い顔をして沢畔に行吟していると、其所へやって来た漁父が、「滄浪之水清兮、可以濯吾纓。
— 新渡戸稲造 『教育の目的』 青空文庫
街路如碁又作叉、鬱然四十万余家、行吟林典街頭月、看酔智阿園裏花。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
) 七、伯剌爾珈園(南米)伯南九月試行吟、駅路春風暑已侵、一望鹿原闊如海、緑波万頃是珈林。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
) 十一、本邦帰航太平洋上路、万里就帰舟、看過巴南峡、行吟墨士州、米山雲裏隠、布島浪間浮、挙首家郷近、灯台先入眸。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫