照尺
しょうしゃく
名詞
標準
sight (of a firearm)
文例 · 用例
店の主人は子供に物を言って聞かせるように、引金や、弾丸を込める所や、筒や、照尺をいちいち見せて、射撃の為方を教えた。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
凡ては眩し、痛々し、笑ふよしなし、小船は動き、輪に廻り、また一線に歎けども落ちつかむ、狙ひ射たむとぞ燥れども、照星は照尺を超え、銀の櫓櫂は日輪光に欺かる。
— 北原白秋 『畑の祭』 青空文庫
鳥が枝を渡つたのか、それとも照尺を縮めたのか――私には鳥の姿は見へなかつたが、何だか私は、厭に生真面目にてれ臭つたやうなあまりに能なし気な思ひで、よた/\と伴いて行くと、待つ間もなく、間一髪、発砲の音で私は、思はず、ドキツとして蛙のやうに飛びあがつた。
— 牧野信一 『ダニューヴの花嫁』 青空文庫
ヴィデも、長濤に阻まれて、照尺を決めることが出来ない。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
「四千メートル」の語は、あまねく右舷及び艦の首尾に伝わりて、照尺整い、牽索握られつ。
— 徳冨蘆花 『不如帰 小説』 青空文庫
店の主人は子供に物を言って聞かせるように、引金や、弾丸を込める所や、筒や、照尺を一々見せて、射撃の為方を教えた。
— オイレンベルク Herbert Eulenberg 『女の決闘』 青空文庫
絶対の透明の中に置かれた絶対に覚醒せる、いわば照尺ゼロの凝視だけではないのか。
— ――チェーホフ序説の一部として―― 『チェーホフ試論』 青空文庫
だが彼の照尺ゼロの凝視のなかに見出されるものは、彼がいみじくも「凍原とエスキモー」と名づけたところの、いわゆる八〇年代のロシア生活の泥沼だった。
— ――チェーホフ序説の一部として―― 『チェーホフ試論』 青空文庫
作例 · 標準
ライフル銃の照尺を調整し、狙いを定めた。
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古い銃には、簡素な照尺しか付いていなかった。
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「もっと正確に撃つには、照尺の使い方が重要なんだ。」
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