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名詞
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標準
文例 · 用例
しかし、それが縁付くとなると、草の中に鄙び、多産に疲れ、ただどこそこのお婆さんの名に於ていつの間にか生を消して行く。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
韓の女官(韓娥)が大声で歌うが、これに和す者は少ない、王(中国前漢末、新の皇帝)が慎み深く謙虚なので万人はこれを称える。
幸田露伴 悦楽(現代訳) 青空文庫
の偽装に騙されるのも智が足りないからである。
幸田露伴 悦楽(現代訳) 青空文庫
その叫びし聲は我骨髓に徹し、その遽しく奔り去りし状は我心魂を奪ひ、われは身邊の柱楹草木悉く旋轉するを覺えて、何故ともなく馳せ出し、荊の上を踏みしだきつゝ徐かに歩める人々を追ひ越し行きぬ。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
路傍は草にて、巓は禿せり。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
第三段抑々蒙古ときこゆるは草にして胡沙を馳駆し、万里北に蔓つて勢漢土に臨むや、金を滅し、宋を傾け、余威高麗に及んではしばしば本朝をもうかがふ。
北原白秋 新頌 青空文庫
聊斎志異の水草とは違って、この幽霊藻は毒草ではないということだ。
岡本綺堂 水鬼 青空文庫
この蓮花池は本とドブ溜だつたが、雨夜忽ち蓮花が生じ香を放ち、又、其葉や莖を風が吹く聲を聞たと云ので、決して花が開く音を指たでなく、集成同卷に、青州府志、蓮花池在玉交里中、蕩無際、青萍環覆、紅碧交加、蓮蕊爭勝、爛漫如霞、然乍有乍沒、兆沂之盛衰、或疑其有靈氣云と云ると等しく云はゞ蓮の幽靈だ。
南方熊楠 蓮の花開く音を聽く事 青空文庫