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左中

さちゅう
名詞
1
標準
文例 · 用例
本幹|已に倒れて、枝葉|全からず、将門の弟の将頼と藤原玄茂とは其歳相模国で斬られ、興世王は上総へ行つて居たが左中弁将末に殺され、遂高玄明は常陸で殺されてしまひ、弟将武は甲斐の山中で殺された。
幸田露伴 平将門 青空文庫
頭中将、左中弁またそのほかの公達もいっしょに来たのである。
若紫 源氏物語 青空文庫
左中弁が講師の役をしたのである。
乙女 源氏物語 青空文庫
きれいな男の左中弁が重々しい神さびた調子で詩を読み上げるのが感じよく思われた。
乙女 源氏物語 青空文庫
例の伯父の右大将、式部|大輔、左中弁などだけを招いて、家庭教師の大内記に命じて史記の中の解釈のむずかしいところの、寮試の問題に出されそうな所々を若君に読ますのであったが、若君は非常に明瞭に難解なところを幾通りにも読んで意味を説明することができた。
乙女 源氏物語 青空文庫
それから殿上役人の中から一人出す舞い姫には、今は近江守で左中弁を兼ねている良清朝臣の娘がなることになっていた。
乙女 源氏物語 青空文庫
「人のことではそう熱心になれない問題だから」 などと左中将は冷淡に言っていた。
源氏物語 青空文庫
子息の左中将も真相をくわしく聞いていることであったからこれも笑いを洩らさないではいられなかった。
常夏 源氏物語 青空文庫