押し伏せる
おしふせる
動詞
標準
文例 · 用例
が、めいめいに、十分に気をつけるように――何しろ江戸には、何百万とない貧民がいるので、こちらの手でも、そう完全に押し伏せるわけにいかない」 こんなたよりない答えがあるだけだった。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
そして実際、彼の膨大な体駆と憂鬱などこか獰猛な顔付とには、何となく人を押し伏せるだけのものがあった。
— 豊島与志雄 『狐火』 青空文庫
為造はそれを押し伏せるやうに、「何ツ。
— 小寺菊子 『河原の対面』 青空文庫
押し伏せるようにいっておいて、「――今夜見えたら、あの男には、少し拙者からいい渡しておくことがある。
— 吉川英治 『銀河まつり』 青空文庫