眩い
まばゆい
形容詞頻度ランク #40949 · 青空 385 例
標準
dazzling
文例 · 用例
平一は縁側に立ったまま外套も脱がず、庭の杉垣に眩い日光を見ていたが、突然訳の分らぬ淋しさに襲われて座敷へはいった。
— 寺田寅彦 『障子の落書』 青空文庫
さてまた当時において秀吉の威光を背後に負いて、目眩いほどに光り輝いたものは千利休であった。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
それから麦酒会社のコートに来てみると、新しくニガリを打って眩い白線がクッキリと引き廻して在る。
— 夢野久作 『ビール会社征伐』 青空文庫
」 というが早いか、眩いばかり目の前へ、霞を抜けた極彩色。
— 泉鏡花 『春昼後刻』 青空文庫
」 身動ぎもせず聞き澄んだ散策子の茫然とした目の前へ、紅白粉の烈しい流が眩い日の光で渦いて、くるくると廻っていた。
— 泉鏡花 『春昼後刻』 青空文庫
此の裏は、すぐ四谷見附の火の見櫓を見透すのだが、其の遠く廣いあたりは、日が眩いのと、樹木に薄霧が掛つたのに紛れて、凡そ、どのくらゐまで飛ぶか、伸すか、そのほどは計られない。
— 泉鏡太郎 『番茶話』 青空文庫
木場一圓、入船町を右に、舟木橋をすぎ、汐見橋を二度渡つて、町はまだ明いが、兩側は店毎軒毎に電燈の眩い門前町を通りながら――並んでは坐れず、向ひ合つた同伴と、更に顏を見合はせたが、本通りは銀座を狹くしたのとかはりのない、千百の電燈に紛れて、その蕎麥屋かと思ふ暖簾に、血の付いた燈は見えなかつた。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
俺たちが見れば、薄暗い人間界に、眩い虹のような、その花のパッと咲いた処は鮮麗だ。
— 泉鏡花 『紅玉』 青空文庫
作例 · 標準
太陽の光が眩くて、直視できなかった。
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